CSKホールディングスの持株比率69.5%。つまり、第三者がJIECを保有する可能性はゼロです。言わばJIECは私物化されているも同然です。
これがJIECの現在の株価低迷を招いていることはほぼ間違いないでしょう。
株主価値がいくら高かろうが、それを第三者が得られる可能性がゼロならその数字はまったく価値を持ちません。これじゃ上場している意味があまりありませんよね。
「株の学校」TOPページに設置してある簡易DCF法ツールにより算出された理論株価(前期営業利益をキープ)は132,000円(割引率8%)、150,000円(同7%)です。
この理論株価が価値をもつために必要としている「永続的に前期営業利益以上をキープ、減価償却費≒設備投資、運転資本≒0」という条件をJIECが満たすという前提は決して非現実的なものではないと思います。
ビジネスモデル的に、売上をある程度拡大させるくらいなら大規模な設備投資をおこなうこともなく、また在庫が増えるということもありませんから、減価償却費-設備投資、運転資本の増減は元々ゼロに近いものになる体質ですし、情報社会はサービス産業を中心に今後ますます発展していくでしょうから、それが存在する限りシステム開発の需要は生まれ続けるはずです。
しかも、JIECはまだ成長過程にあります。売上の拡大はもちろんのこと業務効率化もまだまだ可能です。
前々期から取り組みだした不採算案件未然防止制度の効果も徐々に表面かしてきておりますし、それに伴い営業利益率も向上してきています。
前期営業利益率は8.1%、中長期目標10%です。
NECエレクトロニクス、海外株主が25%買い増し提案
米投資会社のペリー・キャピタル(ニューヨーク市)は10日、東京証券取引所に上場する半導体大手NECエレクトロニクスの親会社のNECに対し、NECエレの発行済み株式の25%相当を1540億円で買い取る意向を伝えた。ペリーは親会社が株式の過半数を握ったまま子会社を上場させる「親子上場」がNECエレの株価を低迷させていると主張、NECの持ち株比率を現在の70%から50%未満に引き下げるよう求めている。ペリーは現在NECエレの約4.5%を保有する第3位株主。10日夜、NECが保有するNECエレの3087万株を過去3カ月の平均株価を65%上回る1株当たり5000円で買い取る意向を伝えた。(ニューヨーク=松浦肇)(07:00)(NIKKEINET 07年7月11日
東証2部の時価総額70億円の企業に注目する機関投資家はいないかね。