今期後半から「商品(在庫)の大リストラを実施している」と明言したブルドッグ。さて、現状のブルドッグは同業他社と比べていったいどんな感じなのでしょうか。
>ブルドッグ在庫回転率推移
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雑貨屋ブルドッグのビジネスモデルをざっくり言うと、「ドンキホーテの雑貨版、郊外型チェーン」です。
これまで雑貨店を営む場合、駅周辺やファッションストリート沿いに立地するのが普通でした。ゆえに地価も高く、売り場面積も限られているので、どうしてもある程度高級な商品を売らなければ元が取れませんでした。
既存雑貨店の代表例が「Francfranc」で有名なバルスです。「Francfranc」の商品価格は「ブルドッグ」のそれに比べるとかなり高めに設定されています。というのも、そうしないと元が取れないからなんです。その証拠に営業利益率を見てください。驚くことに「ブルドッグ」の方が高いくらいなんです(純粋に「Francfranc」単独で見た場合、営業利益率は6~7%くらいだと思います)。
これまでの純粋な雑貨店ビジネスモデルは損益分岐点が高く、非常に儲けにくかったのです。そこに革命を起こしたのが「雑貨屋ブルドッグ」なんです(本と雑貨を融合させた「ヴィレッジヴァンガード」も革新的です)。
ブルドッグは「商品」というよりも、「ビジネスモデル」で勝負するタイプです。ゆえに、経営陣の能力がダイレクトに業績に直結します。物流システムの構築、マーケティング・・・etc。
僕はこのビジネスモデルを生み出し(会長)、そしてそれを改良&発展させてきた(社長)経営陣の能力を見込んでここに注目しました。対前年度既存店売上はここ数年マイナス推移していましたが、大抵の小売業がそうでしたし、ブルドッグはそれをカバーするために利益率を向上させていたので、一度底を打てばもう大丈夫だとも思っていました。
よって、今回のような非論理的経営展開がなされるとは思ってもいなかったのです。
時間がある程度かかってしまうのは仕方ないでしょうが、なんとか商品のリストラを上手く終わらせてもらいたいものです。
無事終了したなら、きっと面白いものが見れますよ(笑)