ひろとのウキウキ株日記

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小説・映画の感想


『坂の上の雲』を読んで


四国松山出身の3人物-秋山好古・真之兄弟、正岡子規-を中心に明治維新後急速に帝国主義化していく日本と先進諸国の激動を見事に描ききった長編小説。


『坂の上の雲』は故司馬遼太郎氏が描いた作品です。僕は氏の作品が好きでこれまでに『国取物語』『新史太閤記』『関ヶ原』『竜馬がゆく』の4作品を読んでいます。ちょうど幕末・明治維新の群像を描いた『竜馬がゆく』を読んだあとだったのでこの話にもスンナリ入っていくことができました。

明治維新後の日本国家最大の課題は軍事力の強化でした。これは先進諸国が帝国主義(植民地主義)を取っていたため、その脅威から身を守るには絶対に必要なことだったのです。そしてこれがこの時代の象徴的な特徴とも言えるのですが、この考えを全国民が共有していたのです。この時代の多くの者は自国の植民地化を防ぐためなら命を懸けてもいいと本気で思っていたのです。

僕はこの小説を読みきったあと「時代の大きな流れ」という決して姿を捉えることはできないけれども、そこに必ず存在する巨大な力が持つ恐ろしさというものを心底感じました。「未来において異常であるとされることでも、それがそのときには自然であり、誰もが当たり前だと思っている」そんなことが目の前で起こっていないとは決して言い切ることができないのです。今、僕は現在の流れを汲み取ってこのサイトを運営しています。しかし、これが未来においては異常であるかもしれないのです。

これに関してはすでにずいぶん考えました。本当に資本主義の仕組みを紹介し、広めることが世の中の役に立つのか。もしかしたら今の僕はロシア帝国の侵略を防ぐために夢中で軍事力を強化していた当時の日本なのではないだろうか。残念ながらこの答えを得るにはまだまだ時間がかかりそうです。いや、もしかしたら明確な答えなんて一生得ることができないのかもしれません。

このときの日本のように目の前にある坂を夢中で駆け上がり、仮に死力を尽くして坂の上にたどり着くに至ったとしても、そこに広がる空は決して晴れ渡っているとは限らないのかもしれません。しかし、そんなことばかり考えていては少しも前に進めない。僕が今上っている坂の上の空が晴れているのか曇っているのかはわからないが、とりあえず僕は今目の前にある坂を上りきると決めたんだ。その先にある空が晴れていることを信じて。

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投稿日:2007年06月28日 22:00 |  コメント(0)

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