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コレは凄まじい。。。
任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」を使って株取引を疑似体験するソフトが相次ぎ登場している。カプコンは株取引を題材にストーリーを進めていくゲームを7日に発売。バンダイナムコゲームスも21日に人気女性トレーダーが株取引を指南するゲームを売り出す。カプコンの「株トレーダー瞬」は伝説の相場師の息子である主人公を操り、街やニュースなどで情報収集し株取引の「バトル」で敵を倒す。アドベンチャー形式にし、株取引に興味のない人でも取り組みやすい。(07:00)(NIKKEINET 07年6月15日)
バンダイナムコの「若林史江のDS株レッスン♪」はデイトレードを扱ったものだそうです。しかもこちらは大手ネット証券5社が監修してます。
なぜか?それは、
「自社に新規のお客を呼び込み、たくさん短期売買してもらってたくさん売買手数料を得るため」
間違いなくゲームは「大儲けしやすい仕組み」になっているでしょう。
株ブームに乗ってソフト売上上々。
購入者はゲームで大儲け。
「俺って絶対株の才能あるよ~」
で、実際に株取引を始めようとする。
ん?ゲームを監修した大手ネット証券各社の名が目に付く。
「おっ、ここの口座開設しよ」
で、デイトレード連発。
売買手数料たくさん発生。
そして大儲けしたデイトレーダーが現れたらマスコミで取り上げる。
ざっとこんな筋書きですか。
この監修に携わった大手ネット証券各社は、デイトレード中心の構成ソフトで本当に投資能力がつき、実際に儲けられるようになると考えているのでしょうか。。。
それで将来、
「自社のサービスに関わるお客さんを幸せにできるのか?」
お客さんの喜ぶ笑顔がその先にある。
仕事に対する「やりがい」や「誇り」とは、こういうところから生まれてくるのではないでしょうか。
これに対し、大手ネット証券が積極的に監修していないカプコンの株ゲームが「物語り形式で株の世界を体験する」形式であるとは何たる皮肉でしょうか。。。
若年層に与える影響が大きい「ゲーム」という媒体であるだけに、求められるモラルは高い。
参考:デイトレードで勝つ難しさ