ヒロトのときどき株日記

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新日鉄・JFE・住金がトヨタ・ホンダになる日が来る?

経済成長著しい中国などの発展途上国をはじめ、大型インフラ設備の改築・新築の意欲が年々高まっている先進国からも日本の高級鋼に対する引き合いが強まってきています。


とくに世界の新造船手持ち工事量が約3年分溜まっていることからもわかるように造船用厚板に対する需給が相当逼迫しており、価格は年々上昇しています(社団法人 日本造船工業会より)。

これは中国をはじめとする発展途上国が経済成長の加速とともに生活に見合ったインフラを構築し始めたため、また、ロシアの地下資源開発に見られるように世界的大規模インフラの構築が再開したため、資材を輸送するのに用いる大型船舶の必要性が急激に高まったことが原因かと思われます。


現在、日本の鉄鋼技術は世界最高の地位を確立しております。そしてこの地位は当分変わることはないそうです。モノづくり全般に言えることだと思いますが、鉄を作る技術水準を決定する何よりも重要な要素が「蓄積」なんだそうです。この技術の蓄積量が日本はズバ抜けているそうです。このことをほのめかすかのように日本の鉄鋼抜きでは実現できない大規模プロジェクトがかなり多いというようなことも結構耳にします。

ただ、この長期に渡るであろう高級鋼に対する世界的な需要拡大もこのままでは十分に享受できません。

現在、国内高炉大手3社のうち海外売上比率が一番高い住友金属工業でさえ45%ほどです。新日鉄・JFEに至ってはたったの30%です。競合関係が似ている自動車業界のトヨタ・ホンダ・日産がすべて70%を越えていることからも、鉄鋼業界がまだまだグローバル化しきれていないことが分かっていただけるかと思います。

国内市場は現状を見てもわかるように大規模インフラの構築などほとんど考えられず、今後鉄鋼に対する需要が大幅に拡大するようなことは期待できません(東京オリンピックが開催されるようなことになれば話は別ですが)。

となれば、今後継続的に成長していくには世界に目を向けて事業展開をしていかなければなりません。そこは企業側も百も承知です。不良債権処理が一段落した2006年に3社ともに世界展開を見据えた中長期計画を発表しております。

将来的に「新日鉄・JFE・住金がトヨタ・ホンダになる」、商品の質が似ているだけにその可能性は十分にあると僕は考えています。

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投稿日:2007年06月13日 11:40 |  コメント(0) トラックバック (0)

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