なぜ『日経平均』は好調なのに『ジャスダックインデックス』は低迷しているのか?
以下のグラフは、
2005年3月28日時点の株価指数を100として
日経平均とジャスダックインデックスの
株価指数推移を比較したものです。

パッと見てわかるように、
ライブドアショック以降、真逆の道を歩んでおります。
さて、この主たる理由は何なのでしょうか?
「相次ぐ業績の下方修正による会計不審?」
いえいえ、それも単なる結果に過ぎません。
なぜそれが起こるのか?
これを見ることが大切です。
では、さっそく
日経平均とジャスダックインデックスを構成する
主要企業を見てみることからはじめましょう。
日経平均採用銘柄時価総額上位15社(07年3月12日時点)
JQインデックス採用銘柄時価総額上位15社(07年5月24日時点)
それぞれの構成企業をご覧になって何かお気づきになった点はありますか?
※時価総額の大小は業績の好不調には関係ありません
僕はこれを見た瞬間ピン!ときました。
販売市場が違う
と。
日経平均採用企業は世界市場を、
一方、
ジャスダックインデックス採用企業は国内市場を
主なターゲットとしております。
現在、
国内市場はほとんどが成熟段階に移行してしまい、
いわゆる『ゼロサム』状態に陥っています。
つまり、
たとえある国内企業が業績を伸ばしたとしても、
その裏で業績を落とした国内企業も存在するのです。
しかも、
国内個人消費市場に関して言えば、
今後は総人口減の影響を受け、
市場は成長しないどころか、衰退の一途を辿ることになるでしょう。
以上の理由から、
このままではジャスダックインデックス採用企業の今後の安定成長は
望みにくいと考えられます。
一方、
世界市場はたとえ『ゼロサム』状態であったとしても
ある国内企業が業績を伸ばしたからといって、
必ずしもその他の国内企業が業績を落とすとは限りません。
国内市場の場合、
競合するのはほとんどが国内企業とですが、
世界市場の場合、
ほとんどが海外企業とですからね。
現に、
トヨタ・ホンダ・日産といった国内主要自動車メーカーは
そろって順調に業績を伸ばし続けています。
そして、
その煽りを喰らったのが、
現在リストラに励んでいる米国のGMなどです。
このように国内市場が「ゼロサム」な限り、
全体として成長していくには
もはや海外市場に積極的に進出していくしか道がありません。
不況脱出特需のようなものが終わり、
日経平均とジャスダックインデックス株価指数の推移が異なってきたのは
このようなことが主な原因となっているからではないでしょうか?
そう考えると、
今後投資対象となるような企業のおおよそのイメージも出来上がってくるのではないでしょうか。
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コメント一覧
ミッキー 2007年05月26日 23:10
分かりやすい説明です。納得行きました。
でもなぜライブドアショックの後にJQは低迷し始めたんですかね?そこにも意味がありますか?ただのきっかけなんですかね?もしお分りになればそこもお願いします。
ヒロト(>ミッキーさん) 2007年05月27日 10:00
う~ん、買い戻すには今後の成長見込みが心許なかったのではないでしょうか。
2005年は不況脱出特需みたいなもので、どこもかしこも増収増益でしたからね^^;
ま、あくまで想像なんで適当に受け流してください(笑)