個人・機関問わず、ファンダメンタル投資家の行為は、
当人がそれを意識せずとも
市場に
「最適な資源配分」
を実現させるよう働きかけています。
たとえば、
「株価の安い」企業の株を購入し、
株価をそれが本来持っているであろう適正水準に調整することによって、
市場に
本来得られるべき経済的利益をもたらしています。
もちろん、逆も然りです。
また、
ファンダメンタル投資家が
その企業を適正に評価することによって、
その企業内でもまた
「最適な資源配分」
が行われるようになります。
たとえば、
株主価値の最大化をまったく実現していない企業の株価は、
本来経営努力・株主対策をすれば維持できるであろう価格水準を
「大きく下回っている」
ことがしばしばあります。
このようなとき、
市場に
その企業の潜在的価値を適正に評価するファンダメンタル投資家がいれば、
その企業に対して
助言を与えたり、
買収するなどして、
株主価値の最大化を実現させ、
株価を本来維持できるであろう価格水準に引き上げて、
市場に
本来得られるべき経済的利益をもたらしてくれます。
もし、
企業が買収されるのを嫌うなら、
早急に株主価値の最大化を図らなければなりません。
当然、「配当」だってきちんと出さなければならないでしょう。
こうして
ファンダメンタル投資家(個人、機関)が企業を正しく評価することで、
市場はより効率的なものとなり、
経済的利益の最大化
が自然と実現されるようになるのです。
※価値とは、
「絶対的」なものでなく、「相対的」なもので
『唯一無二』ということはありません。
ここで言う「正しい」だとか「適正」というのは、
大半の人がその根拠となる理由を聞いたら納得するだろう
という程度のものです。
最後に、
今後
投資家の能力水準の向上や、
市場のグローバル化が進むにつれ、
国内企業もまた
海外企業に負けない競争力を持った企業になってくると思われます。
「世界市場を舞台にして主役を張れる日本企業」
僕はこの夢を間接的に応援したいと思います。