ヒロトのときどき株日記

日常生活の出来事や雑感、ときどき株のことを気の向くままに書いてます♪

ゲーム理論

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本日TSSが売られた現象を『ゲーム理論』で説く

さて、僕からしてみれば特別売られる理由も見当たらなかったTSSですが、なぜ本日大きく売られてしまったのでしょうか。この理由を感覚的なものでなく、『ゲーム理論』という武器を使ってきちんと理論的に説明したいと思います。


まず、簡単に今回の市場(TSS)に見られた『ゲーム』の設定をしたいと思います。

  • ゲーム参加者
  • ヒロト(仮に今回売らなかった人を「ヒロト」と呼ぶことにします)
  • 大衆
  • とれる作戦
  • 短期保有(すぐに売却)
  • 長期保有(のちに売却)
  • 得られる損益
  • (ヒロトの損益,大衆の損益)
  • プラス→利益
  • マイナス→損失

これら設定で行うゲームを表にすると以下のようになります。

2007_05_15_2.gif

※「各ゲーム参加者の思考」と「得られる損益(実際のものではなく、予想しているもの)」は、あくまで今回のゲームの結論を導く上での仮設定であって、これが現実にそうなっているかはわかりません。


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結論を導いていく前に、「『得られる損益(各参加者が予想している損益)』が、なぜこのような数値になっているのか」を少し説明したいと思います。


大衆は、「長く保有すればするほど損失が大きくなり、スグに売れば損失が少なくて済む」と考えています。

これは、

  • 「来期予想が思ったより良くなかった」
  • 「今期実績が思ったより良くなかった」
  • 「長期的成長に期待が持てない」
  • 「他に投資対象となるべき良い銘柄があった(機会費用の発生=TSSに投資した場合に得られなくなる利益)」

などのマイナス因子による影響が大きく現れた結果となっています。


逆に、ヒロトは、

「スグに売ると大衆と同程度の損失になるけど、長く保有しているとファンダメンタルズが反映されて利益になる」と考えています。

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では、今回市場に起こった現象を論理的に説明していきたいと思います。

まず、「大衆」の意思決定過程からみていきましょう。

さて、この表を見る限り、大衆は「短期」「長期」どちらの作戦をとってくるでしょうか?

  • 大衆が得られる損益
  • 「短期」→ヒロトが「短期」なら(-10)、「長期」なら(-5)
  • 「長期」→ヒロトが「短期」なら(-20)、「長期」なら(-15)

つまり、ヒロトがどちらの作戦を取ったとしても「短期」を取った方が損失は少なくて済みます。

ゆえに、大衆は「短期」を選択します。


次に、「ヒロト」の意思決定過程をみていきましょう。

  • ヒロトが得られる損益
  • 「短期」→大衆が「短期」なら(-10)、「長期」なら(-5)
  • 「長期」→大衆が「短期」なら(10)、「長期」なら(20)

つまり、大衆がどちらの作戦を取ったとしても「長期」を取った方が利益は大きくなります。

ゆえに、ヒロトは「長期」を選択します。


以上より、このゲームの結果は、

2007_05_15_3.gif

大衆「短期」(-5)、ヒロト「長期」(10)

と、なります^^

(たぶん今日の場合は、寄付で大きく下げてからしばらく経った後に不安になり、「ヒロト」→「大衆」へなられた方が結構いたのではないかと思います。)

もちろんこんなことをキッチリ考えて行動している人なんてほとんどいませんよ(笑) ただ、みんな感覚的にこのようなことを考えて、行動に至っているのです。

※何度も言いますが、結果が必ずこうなるとは限りません。あくまで、このような前提があったからこそ、今回のような結果が起こったのではないか?という推測です。



実は、『ゲーム理論』をある程度知っている者が「力」を持っている場合、今回起こった結果を無理やり変更することもできます。

たとえば、僕の発言にもっと影響力があれば、内心(TSSは長期的に伸びる)と思っていても、「TSSは売りだ!」と情報を流すことで、それまで「ヒロト」だった人たちを「大衆」に変身させ、結果を(-10,-10)に持っていくこともできます。

そして、底値をつけたところで僕が大量に買う、ということもできます。


また、逆に僕の流す情報を利用して第三者が利益を取ることも簡単にできます。

その利益をどこから得るのかというと、実は僕をはじめ、僕の流す情報を後から追いかけてきた人たちからなんです^^;

(この場合は「僕の流す情報の真相が間違っている」など、いくつか前提条件が要りますが)

しかも、これが困ったことに「僕が皆さん(市場)から信頼されればされるほど、被害に会いやすくなってしまう」んです( ̄~ ̄;) ウーン マジでコマリンコ・・・

(実は、これが原因で以前のように分析結果を頻繁に発表することを辞めたんですよね^^;)


なので、将来的に僕の発言力が大きくなったとき(来るかな?そんな日が、笑)は、「買った銘柄」や、HPで大々的に紹介している「注目銘柄」なんかはあまり購入されない方が良いかと思います(笑)

僕の場合、流動性の低い「小型株」を扱うことが多いので本当に気をつけてくださいね^^;

実際に今回述べたようなことをする人も世の中にはいるんで、「自分で判断して自分で投資する」のがやっぱり一番なんですよ~♪

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投稿日:2007年05月15日 15:20 |  コメント(0) トラックバック (0)

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