いっさいの欲望は欠如から、つまりわれわれを満たしてくれない状態から生じる
ショーペンハウアー
現代の若者の多くは「今、幸福」です。
しかし、言い方を換えれば「幸福の不在の不在」
つまり「退屈」でしかないのです。
私がそうでした。
高校入ってから勉強なんてほとんどしませんでしたし^^; なんと言うか、それをする目的(夢)が見つからなかったんです。
1853年6月3日、アメリカ合衆国の海軍軍人東インド艦隊司令長官マシュー・カルブレース・ペリー浦賀に入港。これがきっかけとなり、幕末を名の通り疾風のごとく駆け抜け世を回転せしめた坂本竜馬は「幸福の不在」を実感し、幕府による武家政権を解消(民主主義国家を実現)しようと怒涛のごとく動き出しました。
1945年9月2日、日本がイギリス、フランス、アメリカ合衆国、中華民国、ソビエト連邦などが構成する連合国軍戦艦ミズーリ号艦上で降伏文書に調印し、公式に降伏。第二次世界大戦後、日本の誰もが「幸福の不在」を実感し、それを解消しようと奮起しました。
PS 教育制度の議論なんかするよりも、まずは若者が夢・目的を持てる(世の中の「幸福の不在」を知ることができる)環境を整えることが大切なんじゃないかな~
投稿日:2006年12月07日 18:16 |
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